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きこえてくるよ


 ベーシスト立花泰彦さんの107回目のマンスリーライブに今の夫と一緒に行って来ました。

 私は結婚を3度しています。

 一度目の結婚は27歳の時、同じ劇団の仲間だった彼と付き合い始めすぐに同棲、入籍。

 ところが2ヶ月ほどして彼が行方不明に、職場に電話がかかって来て、冷たくなった彼のところにどうやって行ったのか、いまだに思い出せない。

 二度目の結婚は40代半ば、宮沢賢治が大好きなベーシストでくさんでした。

 出会った時の彼は病気の奥さんと小学生の子供がいました。まだ私は30代前半でした。

生活のための仕事と毎週のように施設に面会に行く合間にバップというJazz喫茶で’ミーティング’と銘打ったマンスリーのライブとボランティアで子どもたちとの楽器遊びを続けていました。明るくて優しい彼は子どもたちとの関わりをとても大事にしていました。中央保育園の子育てサロンや函館盲学校の楽々タイムに呼ばれて行ったり、肢体不自由の子供を持つ保護者の方々のグループ’ティンカーベル’が福祉センターの和室を借りての楽器遊びなどその活動は幅広かったです。

 2018年 6月の夏至の日に父が亡くなり、10月13日にでくさんが肺がんで亡くなりました。その出来事を受け止めきれず記憶に蓋を閉ざした心許ない自分でしたが、時の流れと友人たちや音楽の仲間と今の夫のおかげでようやく、色々なことをぽつりぽつりと思い出し、悲しんだり懐かしんだりできるようになってきた今日この頃でした。

でくさんとの日々は止まったままなのに、その後の時間はどんどん流れ日々様々なことが起き、


 


 
 
 

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